こじらせ女子脱却法

『まだ私は大丈夫』婚活で勘違いしていたこと

kana
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こんにちは、kanaです

先日『マツコ会議』でマツコ・デラックスさんが婚活中の女医さんへアドバイスをしている内容を聞いたのですが、それが的を得すぎてて驚きました。

そのアドバイスの内容はこちら。

『どこかでまだセーフな集団の中に自分がいるって思ってるでしょ?』

『絶対結婚してやるっていう精神力がないと!結婚は結婚したいって思った人がするのよ!』

というもの。

私自身7年間の婚活のうち5年はまさに『セーフな集団の中にいる』と思っていました。

頑張っていれば私は結婚できるだろうと。

今思えばこの『根拠のない余裕』こそが婚活を長引かせる要因の一つになっていたと思います。

今回は『セーフな集団の中にいる』と思い込むことのリスクについて、私の体験談を書きました。

気になる方はぜひ読んでくださいね。

目次

婚活で『セーフな集団の中にいる』という勘違い

根拠のない余裕で婚活することのリスク

10代から20代前半までは自由に恋愛をしてきたので、26歳で婚活を始めた時は「私が本気を出せばすぐに結婚できる」とタカをくくっていました。

年収2000万のイケメン経営者かイケメンエリートと結婚すると根拠のない理想を掲げていましたが、ガチの本気で結婚できると信じて疑いませんでした(アホすぎて泣けるw)。

なんの根拠もなく言っていたわけではなく、当時周りにはそんな男性しかいなかったのです。(営業職で商談相手がみんな経営者)

周りに優秀な男性がいて、それなりに可愛がってもらったから、そんな人と結婚できるはずだと思っていたわけですね。

(はい、結局は『なんの根拠もなかった』というわけです。)

 

もし同じレベルの男性と結婚できなくても、年収を下げれば大丈夫だろうと。

それでもだめならもっと下げて、最終的に結婚相談所へ駈け込んで妥協すれば大丈夫。

『私は大丈夫な人。』

そう思いながら婚活をした結果、気づいたら5年という月日が経過していたというわけ。

怖すぎます(@_@)。

5年前結婚した友人の子供がもう幼稚園に入っていたり、いつのまにか3人目が産まれたなどと聞くと「私はこの5年間なにをしていたのだろう」と胸が苦しくなりました。

 

こじらせ女にとって『根拠のない余裕』はリスク大

相当な数の合コンや婚活パーティー、アプリ、街コン、サークル等々をこなしてきた私は、婚活量でいうとかなり頑張っていた方だと思います。

それなりに出会い、真剣交際をしてきたつもりでした。

でも結婚できない‥‥。

運命の人に出会ってないから?

男運がないから?

なぜ私は結婚できないの?

 

今だから分かります。

「キミが結婚できないこじらせ女だからだよ。(´-ω-`)」(6年前の私へ)

結婚できる人なら婚活頑張ればそのうちできる。

でも、一定期間頑張っても結婚できていないなら、そこには必ず原因がある。

そんなことも考えないで『なんとなくセーフの集団の中にいる』と思っているといたずらに時間だけが過ぎ、あっという間に年を取ってしまう。

私は大丈夫だと思っている根拠は何?

周りと比べて自分の方が多少はモテるから?

どちらかというと可愛いほうだから?

自分の狭い世界だけで見るとそれは間違いではないのかもしれないけど、今は就活したら婚活と言われつつある時代。

婚活市場で言うと、まだ年齢の若い女性がどんどん参入してきているという状況。

もっと広い目で婚活というものを見つめ、自分の立ち位置を考えないと『私は大丈夫』と思っているその根拠が正しいかどうかなんて分からない。

『セーフな集団に、私は入っていない』と気づいたから婚活が成功した

婚活5年目、ようやく「このままじゃヤバイ」という危機感を持った私は、結婚市場における私の立ち位置を正しく知るところから始めました。

婚活5年目31歳、婚活市場について徹底調査

総務省が行っている国勢調査では、年齢別の結婚率や、民間給与実態などの統計が出ています。

詳しくは、この記事に書いているので気になる方はぜひ読んでください。

アラサー婚活の厳しい現実!リアルな婚活事情と成功する方法 ある辛口婚活コンサルタントさんが言っていたお話です。 かなり厳しいことを言っていると思われるかもしれませんが、 婚活では...

この調査結果を見て年収2000万イケメン旦那と結婚したいという希望が、いかに無謀、というか幻の希望だったことにやっと気づきました。(遅すぎるしアホすぎるw)

いや、もちろんその頃には2000万なんて無理なことは分かってたけど、もしかしたら1000万はいけるかもと思ってたし、最悪600万くらいはいけるだろうと思っていた。

しかし600万ですら婚活市場で考えると本当に少数派だった。(‘ω’)ノ

そして、20代の結婚率は過去5年に比べて上昇しているのに対し、30代は横ばい。

これが意味するのは、過去5年に比べて20代から婚活を始める人が増えているということ。(積極的に結婚する人が増えている)

これは30代の私にとっては脅威でした。

どう考えても『大丈夫じゃない集団』に私は入っている

その後もいろいろなことを調べ(心理学や生物学的なこと)、確信。

私は、大丈夫じゃない集団に入っている(;’∀’)!!

あくまで統計だから信じるも信じないも自分次第ですが、世の中の流れを見る限り、どう考えても自分は大丈夫じゃない部類だと気づきました。

『私は大丈夫』だと思う根拠は、過去の恋愛経験に基づくもの。

けれどその時と状況や年齢も違うから、あてにはならないのだと実感しました。

今度こそ本気の婚活スタート

1年間の休みを経て婚活を再開した6年目。

半年で夫と出会いました。

根拠もなく大丈夫だと思うことをやめ、いい意味で危機感を持てたことで、5年も婚活がうまくいかなかった理由と向き合うことができました。

 

焦って婚活する方が失敗するんじゃないの?

そんなふうに考える方も多いと思います。

実際私も同じだったから。

余裕があるほうが、うまくいくだろうと。

けれど『根拠のない余裕』なら、『根拠があって焦る』ほうが何倍もマシ。

確かに焦って婚活すると見えるものも見えなくなるかもしれないけれど、そこから学んで『根拠のある余裕』を目指していくことが、幸せな結婚をするためには避けて通れない道だと思います。

例えるならプロのスポーツ選手みたいなもの。

『根拠のない余裕』で必要な練習をしない人が1位になれるでしょうか?

『根拠のある焦り』で必要な練習をする方が、1位にはなれなくても順位が上がる。

『根拠のある余裕』は、必要な練習を重ねてきた自信からくる余裕。1位になっても不思議じゃない。

婚活で『私は大丈夫』と思うには根拠が必要

マツコさんは婚活していないのになんでこんな的を得たことが言えるのでしょうか?

すごいなぁ…。

当事者じゃないからこそ究極に客観視できるのかも。

私は私で当事者として感じたことを書いてみました。

『私はセーフじゃないほうの集団に入っている』と危機感を持てたからこそ、こじらせ女の自分を受け入れて、結婚できる女性になろうと思えました。

少しでも参考になれば幸いです!!

 

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