アラサー婚活が厳しいのはなんとなく分かっているけど具体的にどう動いたらいいのか分からない。
あなたはそんな風に思っていませんか?
今回は主に30代以降で婚活をされている方に読んでいただければと思います。
ぜひ最後まで読んでくださいね~!
目次
アラサーの厳しい現実
30代で婚活は厳しいと言われてますよね。
では具体的に、何が難しいのでしょうか。
私は4つ理由があると思っています。
①20代で婚活する人が増えている
以前この記事でも書いたのですが、30代以降で結婚する人は減っているのに、20代で結婚する人が5年前に比べると増えているそうです。
要するに、「30代で婚活するの厳しそうだから、早めに動いておこう」と行動を起こしている女性が増えているということになります。
20代の女性が婚活を始めると30代女性は圧倒的に不利です。
②アラサー女性が尊敬できる男性が少ない!
女性が男性を好きになる理由の一つとして「尊敬できる人」がよく挙げられます。
女性も30歳くらいになるといろんな人を見てきてるし、会社でそこそこのポジションについていて、むしろ「尊敬される立場」になっている人も多いですよね。
そんな女性が、「尊敬できる人」って、社会の中でも限られたごく少数になっていると思いませんか?
物理的に好きになれる男性が激減してくるのが30代前後だと思います。
③今まで付き合った男性以上の相手と結婚したい
食べ物に好き嫌いがあるように、誰にでも好きなタイプというのがあって、過去経験から恋愛パターンというのは似てきます。
20代の時に好きだった人とお別れしないといけなくなった時「次はもっといい男捕まえて幸せになってやる!」と思った経験ありませんか?
お金持ちが好きな女性はまたお金持ちを好きになるし、不倫する人はまた既婚者を好きになります。セカンド思考の女性はまた彼女持ちの男性が欲しくなったりして、恋愛ってそんなことの繰り返しですよね。
婚活では不利な立場に置かれていても好きなる人は20代の時と変わらないか、それ以上の理想を求めてしまいます。
「婚活が厳しいと分っていても好きなものは好きだし、好きになれないものは好きになれない」
分かります。その通りです。だから婚活が難しくなるのです。
自分の価値観と違う考えの人と合わなくなる
価値観とは、物ごとを判断するときの“モノサシ”みたいなもので、30代にもなれば“自分のモノサシ”がちゃんとあって、「私は紅茶派なんだけど茶葉は〇〇〇って決めてるの」とか、「遅刻は嫌いだから5>分前には着くようにしてる。遅刻する人間ってあり得ないわよね」とか、要するにこだわりみたいなのができてきますよね。
これは当たり前のことで、過去のいろんな経験を通して「自分が心地よいこと」がはっきり分かるようになったということだし、「こうしていた方が上手く行く」という行動基準が価値観になっているはずだから、すごく良いことだと思います。
ただ、価値観がはっきりしてくるということは、自分と違う価値観の人に違和感を感じるようになるし、合わせずらくなるということ。これがアラサー婚活をより厳しいものにしています。
アラサー婚活市場の現実
こちらの記事では様々なデータから検証してますので見ておいてくださいね。
ここではアラサー婚活市場について知っておいて欲しい現実があります。
アラサー婚活市場は、結婚できないもの同士の市場であるということです。
結婚出来る人は普通にお付き合いして、そのまま結婚しています。
普通に生活をしていて結婚できない、出会いが無いから婚活しようと動いている時点で結婚できない人なんですよ。
もちろん結婚できない理由は様々なので、少数ですがただ単に出会いがないから婚活しているとか、彼氏彼女と別れたから婚活始めた。という方もいますが、そういう方はすぐに相手を見つけてサッと結婚しています。
そこそこの期間婚活をして結婚できていないのであれば、「結婚できない人」だと自覚した方がいいです。
結婚できない男女がそこにはいない理想の相手を求めて婚活している市場というのが、アラサー婚活の現実だと思っています。
アラサー婚活の厳しさに立ち向かう方法
アラサーの婚活が厳しいのは分かっているけれど、具体的にどう行動していけばいいのでしょうか?
私が失敗ばかりの婚活を逆転させていった考え方を4つお伝えしたいと思います。
①結婚出来ない理由がある人を好きになる
「この人何言ってんの?」って思わないでくださいね。
婚活市場では30代以降はどう考えて不利です。周りと同じことをしていてもうまくいきません。
婚活市場は結婚できない男女が婚活をしている場です。その時点で、今自分がときめいたり、好きになったりする人がいるわけがないのです。
その婚活市場で、“ときめきたい”と思う時点で間違っていて、そんな人はいくら探しても現れません。
30代が婚活していてときめく相手が現れたら、むしろそちらの方が異常事態で、その時はめったに現れないゲームのレアキャラが出現して参加者全員が狙っているか、詐欺か、遊び目的かと思うくらいでいいと思います。
現実的なのは、結婚できない人を好きになること。好きになろうという気持ちが大切だと思います。
結婚できない男性は、泥にまみれた宝石みたいなもので、実にどうでもいいような理由で結婚できていない人が多いです。
既に磨かれた男性にときめく時間があるなら、泥まみれの男性を「この人磨いたらダイヤモンドに化けるかも」って最初の段階で見定める力を持った方がよっぽど早く結婚できると思います。
そしてそんな男性をみんなが羨ましがるようなダイヤモンドに磨ききるのもいいですし、いったん磨ききっておいて、外に出る時はまた泥で覆って他の女性が寄ってこないようにするのもいいと思います。
尊敬できる部分をどんどん見つけていく
経験を積み重ねた女性が尊敬できる男性なんて、ほとんど既婚者か、婚活していてもごく少数です。
そんな状況で婚活をしていても、理想の男性は現れません。
私自身もそうでしたが、男性の何に対して尊敬できるかというところが、みんなだいたい同じです。
ほとんどの方は「お金」だったり「学歴・会社」だったりします。
この状況、女性の本能としては「正常」なんですよ。
本能的に女性は、安全に生活を維持していける力のある男性を好きになります。子供と家を守るために、昔であれば獲物を捕る力のある男性、現在であれば経済力のある男性を好きになるというのは当然のことなのです。
だからこそ、その「本能」にとらわれていていいのかな?と思います。
もっといろんな面から男性のことを見た方がいいです。
年収が低くても、見た目がタイプじゃなくても、まずは話を聞いてみてください。驚くような趣味を持っていたり、海外を一人で生き抜く力を持っていたり、「もしかして将来これでビジネスが起こせるかも…」みたいなことをやっていたり、その人が自分に「自信を持っていること」「好きなこと」をそれとなく知っていけば、また違う魅力が見えてきます。
過去には一切とらわれない
過去の男性と比べてしまうと好きになれる男性なんて現れません。
過去に高スペックの男性と付き合っていたから、同じかそれ以上の男性と付き合いたくなる気持ちは分かるのですが、それは過去の自分だから付き合えたのであって、今は状況が変わっています。
今の自分に合った人がどこかに必ずいるはずなのに、そんなかけがえのない人を無視して幻想を追いかけている人は何度婚活しても「心ここにあらず」でうまくいきません。
こだわりや違う価値観を意識して受け入れる
私自身、以前は「社長じゃないと付き合いたくない」「仕事の話を対等にできる人じゃないと面白くない」と思っていて、そうじゃない人だったら「つまらないな~」とか「悪い人じゃないけど、ナシだよね?」みたいなことを言っていました。
お店の選び方や乗っている車の車種なんかもこだわりがあって、軽は嫌だとか、お店選びイケてないとかワガママばかり。
けれどある時気づいたんです。
「そのこだわりって、結婚より必要なものなのか?」と。
別に社長と結婚しなくても、結婚後の仕事で社長と関わればいいし、仕事の話を夫としなくてもいいし、車は結婚後に自分で選べばいい。お店選びのセンスがない男性ならそれも結婚後自分で選べばいいだけの話。
それよりも、一緒にいて楽だとか、苦しい時に助けてくれる人かどうかとか、思いやりがあるかどうかの方がよっぽど大事です。
人は自分の価値観が正しいと思って行動しがちです。(いや、その価値観は正しいのですが、だからといって他の価値観が悪いわけではありません)
自分の価値観を大切にしつつ、意識して>他の価値観も尊重する気持ちが大切です。
アラサー婚活の現実に立ち向かう方法 まとめ
婚活は、恋愛のように、突然恋に落ちて出来るものではありません。
出会えばいずれ結婚できる、というものではないのです。
トライ&エラーを繰り返して、どんどん精度を上げていくと成功率が高まってきます。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。